家族の崩壊 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、姉を老人ホームに送り届けました。

実を言うと、姉のコンディションはサイテーでした。

どうサイテーか、ここに書くのがはばかれるほどひどい状態でした。

歩行器を使っても歩けなくなりました。

動く気力も協力する気もありません。

海岸に打ち上げられたトドの死体のように重い。

涎を垂らすようになりました。

2日前までは順調だったのに、裏切られた気持ち。

老人ホーム側も、厄介な物を持ち込まれて、話が違うと言いたくなるでしょうね。

ともあれ、後は野となれ山となれです。

・・・・・・・・・

姉を車に押し込み、住んでいたマンションをふと見上げたとき、思いがけない感慨に襲われてしまいました。

このマンションが建った1976年4月に入居しました。

父50歳、母47歳、姉27歳、ぼく23歳でした。

あのとき4人家族で住んでいた部屋は、44年後の今日、ゼロになりました。

単なる居住空間でしたが、ぼくら家族はそこで寄り添って暮らし、そして崩壊していったのです。

そう、崩壊したのです。