・・・・・・・っということで、母を老人ホームから連れ出して、家に向かう途中の車内での会話。
母が、昨日波止浜に行ってきたと言いました。
波止浜は愛媛県にあって、母の生まれ故郷です。
へえ～～どうやって行ったの？
飛行機で。
飛行機代はどうしたの？
ツケにしてもらった。
誰と会ったの？
校長先生。
だったら、もう生きていないでしょ？
同級生で校長になった人。
元気だった？
いや、病気で会えなかった。
・・・・・・・
こんな会話が延々と続きます。
そう、母は壊れちゃったのです。
姉は生まれたときから壊れています。
最近になって、ついに足まで壊れてしまいました。
・・・・・・・
カミさんの母親は、いつまで経っても小学校の先生気分が抜けません。
91歳になっても、人を支配しようとします。
猜疑心が強く、気にくわないと、ヒステリーを起こしヨダレを垂らしながら暴れまくります。
そのくせ、私最近頭が変なのと言って泣き真似をし、同情を引こうとします。
そう、この人も壊れているのです。
・・・・・・・
「壊れている人と真剣に付き合おうとすると、こちらも壊れちゃうよ」とカミさんが言い、意見が一致しました。