・・・・・・・っということで、新国立競技場が完成したそうですね。
当初、1,000億円でスタートした予算。
コンペ時1,300億円に膨れ上がり、最終的に公称1,569億円で完成したことになっています。
途中、イラク人女性設計家が斬新なアイデアで落札し、試算したところ3,000億円を超えるんじゃないかと大騒ぎになって、2,520億円にまで圧縮したものの、白紙撤回。
訳分からんので、下図参照のこと。↓

ああ、予算を多少40億円上回ったけど、めでたしメデタシ。
さて、次は本番が楽しみ・・・で、いいのでしょうか?
これまでのメインスタジアム建設費、リオが約550億円、ロンドンが約800億円、北京が約500億円、アテネが約350億円、シドニーが約680億円。
3億円強奪事件で腰を抜かしていた、ぼくらの世代感覚がズレ過ぎているのかもね。
40億円の予算オーバーなんか、誤差の範囲かね?
故ザハ女史へ払った違約金の14億を含め、白紙撤回におよそ69億円なんか気にしちゃいないのね。
気前がいいのね。
オリンピックと聞いたら、日本人は財布のヒモが緩んじゃうのね。
これからの維持費も年間24億円。
イージス・アショアの6,000億円に比べりゃ、安いものなのね。
この異常さを異常と感じない国民。
地球温暖化で自然災害でますます予算が必要なのは、目に見えているのに。
何たる鈍感さよ。
一方、国会議員の先生たちは、桜を見る会の領収書が有るだ無いだと血道を上げている。
海外から日本はどう見えるのでしょうかね?