・・・・・・・っということで、囲碁は強かったけど、将棋は弱かった。
昔の男の子は、だいたい小学校から将棋を始めたものです。
誰に教わるかというと、父親からです。
ぼくもそうでしたが、父親は囲碁のほうが強かった。
まあ、そんなものです。
将棋したことある?
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小学校からの友人だった、山下くんと小川くんは将棋が強かった。
ぼくなんて一度も勝つどころか、飛車角抜きでさえ歯が立たなかった。
山下くんはその後、東大に進んだくらいだから、学年の成績は常にトップで、頭のいいことで目立っていた。
一方、小川くんの方は、成績ではぜんぜん目立つ存在ではなかった。
でもぼくは、彼の頭の良さを知っていた。
何か、わざと目立とうとしていなかったような印象を受けた。
彼の父親は朝鮮人だった。
日本人母との夫婦仲が悪く、ぼくにだけ悩みを打ち明けてくれた。
彼が父親を殺したいと呟いたことは、今でも忘れられない。
中学の途中で、彼の名字が小川から藤田に変わった。
幼稚だったぼくは、それが離婚したからだと推察できなかった。
中学卒業後、彼はすぐに就職した。
高校時代の大晦日に一度だけ彼と会って、明治神宮にお詣りに行った。
すごく大人びた印象になっていた。
将棋の話からずいぶん逸れましたね。(^^ゞ
