・・・・・・・っということで、トランプの「彼らは第2次大戦で我々を支援しなかった。例えばノルマンディーで我々を助けてくれなかった」発言。(もう忘れちゃったかな?)
トランプがシリアから米軍を撤退させたことにより、それまでIS掃討作戦で協力していたクルド人を切り捨てたとの批判への反論です。
撤退理由としてサイテーであることは当然ですが、歴史的事実としてそんなことがあったのか、誰も反応していません。
ぼくは歴史に興味がある(特にノルマンディー上陸作戦)ので、調べましたよ、徹底的に。
トランプの教養の貧しさは折り紙付き。
ましてや、彼が歴史の造詣が深いとは誰も思っていません。
誰もこの点を突かないのは皆の常識であり、知らないのはぼくだけ?
だから、余計に気になるのです。
いくら調べても出てこない。
「知恵袋」で聞いてもみました。→全く回答なし。
そこで、クルド人について調べてみました。
ぼくの中でのクルド人。
あのサラディーンがクルド人だったことは超有名ですよね。
イラクのフセイン大統領が、クルド人を毒ガスで殺戮したのも有名です。
山岳少数民族で、やたら体力と精神力が強く、めっぽう戦いに強い。→ネパールのグルカ兵と印象が重なる。
独立を求めて抗争している。
そのくらいですかね。
印象としては、悪いヤツではなく、気の毒な人々。
なぜ気の毒か?
元はオスマントルコ領にクルド州として自治区を持っていたけれど、トルコが第一次世界大戦で敗戦。
イギリス、フランスその他の戦勝国に勝手に国境線を引かれトルコ、シリア、イラク、イランに分断されてしまった。
一時期、ソ連の協力を得てクルディスタン国(マハーバード共和国)を樹立しようとしたが失敗。現在に至る。
やっぱり、イギリスとフランスが元凶を作っています。
さて、問題は第二次世界大戦中です。
歴史を見る限り、クルド人はその時期(今も)国を持っていなかった。
多くのクルド人が住むトルコは、その時中立国であって、大戦の末期、1945年に連合軍に参加。
だから、1944年6月のノルマンディー上陸作戦に絡みようがない。
では、当時アメリカはクルド人の独立をちらつかせて、(戦闘能力の高い)クルド人に協力を迫ったのか?
結果的にクルド人は協力を断り、今もアメリカが根に持っているのか?
トランプの歴史観が正しければ、そういった筋書きしか考えられない。
もし、そうだったとしても、クルド人に作戦を左右するほどの力を持っていたとは思えない。
クルド人を裏切り、見捨てる行為を正当化する反論としては、子供じみている。
トランプの認知症を証明するだけの十分な発言だと思うんですけど、どうでしょう?
誰か歴史的事実を教えてくれないでしょうか?
歴史を都合のよいように歪曲するのは良くあることだけれど、ありもしなかったことを捏造するのは罪が深いでしょう。
