クリント・イーストウッド88歳の時の作品です。(現在89歳)
化け物ですな。(^o^;)
前作【The 15:17 to Paris】では、クリント老いたりと書きましたが、今度は自分の老いを利用して主演を張っています。
この人は、ボケることを知らないのか?(@_@)
映画作りは流石に手練れたもので、観客を引き込む手腕は衰えていません。
引退した男の意地を家族を絡めて描いていますが、【目撃】【グラン・トリノ】【人生の特等席】と同じ線上にある作品です。
辛口の評価をすれば、「またか」という印象は否めません。
最大の欠点は、オチがスッキリしないこと。
ブラッドリー・クーパー演じる麻薬捜査官が、密売組織を叩き潰すと意気込んでいたのに、90才の老人一人逮捕しただけで終わり。
実話を元にしたストーリーらしいのですが、実話に拘り過ぎたかな?
観客としては、気分的にスッキリしない。
しかし、頑張っているクリント・イーストウッドを見ているだけで、観客は満足させられます。
彼の描く「(アメリカが理想とする)男の美学」が、全くぶれないのを見ても安心します。
【ミスティック・リバー】のように、社会に立ち向かうようなエネルギーは完全に姿を消してしまいました。
まあ、それが年相応ってことでしょう。(^ω^)
★★★★☆