・・・・・・・っということで、第三世界の映画を立て続けに観ています。(^^)/
今回はインド映画。
結論からいうとオススメしません。
物語の基本は、「起承転結」です。
時々、「結」を描かずに、観客に丸投げする手法が採られますが、「起承転」を丁寧に描かなければ駄作になります。
この手法は監督にとって魅力的に映るのはナンとなく分かりますが、余程の力量がない限り、自己満足の罠に嵌まり込みます。
この映画がその典型。
物識り顔で傑作だなんて言いたくありません。
駄作は駄作、失敗は失敗とはっきり伝えるべきです。
テーマその1は、インドに根強く残るカースト社会。
それに相まって女性の身分の低さ。
テーマその2はインドから失われるものへのノスタルジー。
そう、相反する感情です。
監督は身分、年齢、学歴、出身地の異なる二人の男女を通して、これらインドの社会の重石について提示しようとしています。
残念ながら失敗していますけどね。(^_^ゞ
ぼくは何回かインドに行っていますので、別の楽しみかたをしてしまいます。
ヒンディー語なのに、英語が間に当たり前に挟み込まれる会話。
絶望的なくらいに多い人口。
蒸し暑いのに、滅多に風呂に入らない人々。
そのくせ、床屋に行って髪の毛はピッチリ分けているところ。
怖いくらいの強烈な眼力。
なぜか男性は長袖ワイシャツを着ていること。
母親(この映画では育ての祖母)の絶対的な権力。
どぎつい甘さのケーキ。
街に響き続けるクラクション。
不潔な屋台。
・・・・・・
あのインドの想い出が、否応なしに画面から伝わってきます。
★☆☆☆☆