映画【奇蹟がくれた数式】 | so what(だから何なんだ)

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一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、事実に基づく感動的な話なのですが、真面目すぎて退屈。

第一次世界大戦前夜に、イギリスの植民地だったインドから数学の天才青年がやって来る。

保守的なケンブリッジの数学者たちは偏見から、どうしても彼の才能を認めようとしない。

彼は、命題から直接解答を導き出してしまうからというのが表向きの理由。

その間に必要な証明のプロセスが無いことを拠り所に、絶対認めようとしない。

唯一彼を認めるジェレミー・アイアンズ演じる教授は、プロセスの大切さを根気良く教えようとするのだが、彼自身が無神論者の立場なので神がかりな力が納得できない。

そうこうする内に大戦が勃発し、インド青年は重い結核にかかってしまう。

人類にとってせっかくの才能を、馬鹿げた偏見や人種差別が壁となって失って良いのか?

真面目な映画でしょ?

興味深い台詞・・・・

「答えの数式は作り出すものではない。既にそこに存在していて、彼のような天才によって発見されるのを待っているんだ。」

と、無神論者の教授が追悼演説で語るのです。

如何に人種差別が非生産的で有害か、分かりますかねトランプさん。

★★★☆☆