トイレの哲学シリーズ(10) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、地獄や天国は死んだ後に行くところじゃない。

地獄も天国もこの世にあるのです。

これについて、説明の余地はないですね、特に地獄については。(-.-;)

でも、あの世って何となく空の上にあるような、西の彼方にあるような気がするのは、自然ですよね。

念仏を唱えたり、祈りを捧げたりするのは、「救い」を求めているからでしょう。

どういうわけか、その救いをあの世に求めていないでしょうか。

でも、本当に救いが必要なのは現世でしょ?

もっと言えば、救われるチャンスは現世にしかないんです。

あの世で救われることを望むのは、現世で救われるチャンスを放棄していることじゃないですか?

そういう意味で、あの世での安寧を説く宗教は安易すぎませんか?

無責任でさえあると言ったら、言い過ぎですか?


更に、最近はあまり聞きませんが、心中する気持ち。

あの世で一緒になれるって?

既に現世で一緒なのに、意味が解りませんね。

こんな風に考えていくと、他人を巻き添えにして死んでやろうとする心理や、自殺そのものに至りますが、今回は止めておきましょう。

「あの世」って考え、案外注意が必要なんですよ。