【蛇にピアス】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、直木賞受賞作品を手に取った順から読んでいるが、

 
時々芥川賞にも浮気する。

 
例えば、阿部和重の【グランド・フィナーレ】とか。

 
昨日は、金原ひとみの【蛇にピアス】を読んだ。

 
もう古い本だが、最近の若者は文章が上手いと感じた。

 
金原嬢20歳のときに発表した作品だ。

 
近頃の作家はパソコンで文章を作るものだから、言葉の一つ一つが自分の身に付いた言葉になっていない。

 
やたら難しい言葉を、変換キー一発で文章に盛り込めてしまうからだ。

 
金原嬢もパソコンで書いた(?)のかも知れないが、表現がすっきりしている。

 
もって回った表現というものを感じさせない。

 
大した才能だと思う。

 
高校中退(小学校のときに不登校で、中学高校もろくに通っていない)の人が書いたと思えない。

 
多分、読書だけは好きで続けたのだろう。

 
ストーリーは、陳腐。

 
理解不能と言ってしまおう。

 
大人らしく装って、理解者ぶりたくない。

 
モラルのかけらもない。

 
行き当たりばったりの生き方に、共感も持てない。

 
ただ、痛い。

 
舌にピアスを通し、その穴をだんだん大きくして、最後は先端をチョキンと切って、蛇のような先が分かれた舌に改造するという。

 
もう、このイメージが頭にへばり付いてしまい、昨夜はうなされてよく眠れなかった。