DNA レベルの恐怖 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、いま清里に向かって特急あずさに乗っています。

青春18きっぷで鍛えられた者として、特急ってこんなに快適で速いものかと、純粋に驚いてしまいます。(;^_^A

実家で起きた事件は、なんとか片付きました。

何が起きたか、いくらブログに正直に書く主義といっても、これだけは書けませんネ。(^^ゞ

・・・・・・・・・

車内は暇なので、思い付いたことを書きます。

ヨーロッパの城と日本の城の大きな違いは、イザとなったら民衆が城に逃げ込むか逃げ込まないかの違いですね。

ヨーロッパでは都市ごと城壁で囲ってしまうケースがたくさん見られますが、日本にはそういう発想がない。

城に立て籠るのは武士とその家族だけ。

例外的に鎌倉や一乗谷がありますが、農民を守ろうとする意識は全くないし、農民側も逃げ込んで守ってもらおうという気持ちもない。

これって、ヨーロッパをはじめとする外国に比べて特異なことじゃないですか?

日本だったら、城主様が滅びても、新しい支配者に変わるだけで、カンケーない。

農民が戦に駆り出されることはあっても、基本は渋々だったことでしょう。

何故かというと、攻めてくる敵は必ず同じ日本人だったからです。

余程のことがない限り、皆殺しの目に遭うことはない。

海外じゃそうはいかない。

土地を奪われた上、皆殺しか奴隷にされてしまう。

そやぁ~城に逃げ込んで必死で戦いますわな。

その恐怖たるや、段違いでしょう。

ぼくの知る限り日本も3度ほどその恐怖を味わった。

白村江で負けたときと、モンゴルが攻めてきたとき、そしてアメリカに占領されたときです。

だから、根本的に日本人はその種の恐怖に鈍感だといえるでしょう。

そういう鈍感さがDNAレベルで刷り込まれているのです。

これは十分自覚しておかなきゃならない。(^^)/