ヴァイキング船 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
62カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、ノルウェーのオスロに行ったとき、確かにヴァイキングの博物館を訪れたのですが、印象が薄いなぁ~~。

今なら、ヴァイキングのTVシリーズを見ているので、とても興味が湧いてきているので、もったいなかったなぁ~~と思います。(^^ゞ

TVシリーズでは、面白くするために略奪者の面を強く出しすぎていますが、実際は交易の民でもあったようです。

TVでは、彼らが農民であったことも描いています。

略奪の動機が、農地が狭く作物の生産が足りないことを挙げています。

ヴァイキングの侵略は、モンゴルの侵略と共通点が多いなと感じます。

両者とも極めて残虐なのですが、陸海の違いはあっても機動力が高いのが共通しています。

モンゴルは騎馬によって、ヴァイキングは独特の船によって。

ヴァイキング船は細長く、快速であることが分かります。(最速15ノット)

一本柱で風を利用すると共に、無風のときはオールで漕ぎます。

前後対称で、どちらの方向でも進めます。

そして、最大の特徴が軽くて喫水が浅いのです。

これは、浅い浜辺でも直接乗り上げて上陸出来るのです。

岸から離れるときは、その逆。

云わば、上陸用強襲艦みたいなものです。

さらに、喫水が浅いことで、川も遡れるのです。

ヴァイキングは体格がよく大男ですので、戦闘能力が高いことは分かりますが、それにも増して機動力があって神出鬼没だったことが大きなポイントなのです。

大軍で攻めるよりゲリラ戦を仕掛けたのです。

守る方は実に難しい、というより不可能でしょう。

↓喫水が浅い。

↓前後に進める。(見落とされがち。)


面白いねぇ~~。(^^)/