・・・・・・・っということで、20世紀に入って【共産主義】という壮大な実験が行われました。
ソヴィエト連邦の出現により、共産主義は理想の国家体系だとして、世界中に広まりました。
しかし、その実験はソ連の崩壊によって、20世紀と共に終わりを告げました。
歴史的には、社会主義は失敗例として記録されたように見えます。
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中華人民共和国は、れっきとした共産主義国ですが、まだ生き残っています。
生き残るどころか、世界を支配しかねない地位を獲得つつあります。
それは何故か。
表面的には共産主義の体裁を取りながら、自由主義経済の「いいとこ取り」をする方向に舵を切ったからです。
社会主義市場経済(社会主義の体制下でも市場経済を導入し、経済発展を進めることが可能であるとした鄧小平のアイデア。)とか、一国二制度など、常識では考えられない制度を採用したからです。
この制度はズルい。
だけれども、「柔軟である」ともいえるのではないでしょうか。
共産主義は失敗したのではなく、バージョンアップしたのだと評価されても良いのではないでしょうか。
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この掟破りのやり方は、自由主義経済のルールでやってきた各国から批判されて当然です。
他国が一生懸命開発や発明したものを、タダで横取りすることが横行しているからです。
中国側からすれば、ソ連の崩壊による危機感は並大抵のものではなかったはずです。
次は中国が崩壊すると誰もが思ったことでしょう。
いわば中国は危険な綱渡りをしてきたようなものです。
一方的に批判するのではなく、その辺の事情は、もう少し考えてやらねばならないのではないでしょうか。
だが、中国は綱渡りを渡り終える一歩手前まで来ました。
そこに待ったを掛けたのがトランプ大統領です。
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いろんな意見があるでしょうが、トランプの主張は正しい面もあるのです。
ズルを許しちゃイカンという主張です。
米中経済戦争が今後どのような展開になるかは、ド素人のぼくには分かりません。
しかし、様々な困難を乗り越えて中国は綱を渡りきる気がします。
そのとき姿を現す国家が、「新しい共産主義国家」です。
失敗したのではない、成功した共産主義国家です。
そんな国家は正しくない、悪の国家だといえるでしょうか。
この制度が、自由主義になリ切れない国家群に受け入れられた世界を想像してみて下さい。
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どういう国家であるか。
民間企業にはどんどん自由主義経済を導入し、競争させます。
自由競争ですから、大成功する企業も、失敗する企業も出てくるでしょう。
しかし、そういう企業を牛耳る国営企業を上に置きます。
いわば、本社は共産主義で、支社や子会社は自由主義経済の財閥のような形態です。
自由に商売させ、成功したら行き過ぎないようにしつつ、経営をコントロールする。(失敗したら切り捨てたり、救いの手を差し伸べる。)
あるいは、本社に吸収してしまう。
もちろん競争の中で、他国と問題を起こすケースもあるでしょう。
そのときは、政治が介入して、解決してしまう。
そんな経済と政治が一体になった国家です。
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一つの例が、Huaweiです。
正当な自由競争で大きく育った企業と主張していますが、民間のお面をかぶった国営企業であることは間違いありません。
これからも、こういう国家にバックアップされた大企業が中国に次々に生まれていくことでしょう。
そうなることは殆ど確実です。
いくらアメリカでも止められないでしょう。
こういう政治システムを「成功例として」取り入れていく国が世界中に生まれていくことでしょう。
そして、そういう国家の誕生を中国は支援することでしょう。
すると、世界を動かすのはアメリカではなく、中国となるのです。
「中華(世界の中心)」の野望が叶えられる日は近いのです。
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日本もうかうかしていられません。
アメリカから乗り換えて、社会主義市場経済を取り入れる準備をしたらどうでしょう。^m^