・・・・・・・っということで、なるべく今回で終わりにしてみようと思います。(^^ゞ
リングは何なのか?
死んだはずのミラーに導かれてホールデンは中心(コア)のステーションに向かいます。
そこで、コアに触れると・・・・
ここから先はネタバレになるので、見てからのお楽しみとするしかありません。
・・・・・・・・
いろいろと考えさせられるドラマでした。
人間は高等な生物だけれども、それには限界があります。
科学や技術がいくら進歩しても、その限界を規定するのは、結局人間でしかないのです。
このドラマでは人類が太陽系に進出するまでに進歩しているのですが、人間の本質は16世紀の大航海時代と大して変わっていないのではないか。
結局は植民地を作って支配し、詐取し、差別し、利益のために仲間同士で争い、殺し合う。
己の欲望のためには、弱者の犠牲を省みない。
支配者たちは策を弄して競争相手を陥れる。
宇宙開発というと、バラ色の未来を夢見ます。
それは、大航海時代から植民地支配へと続く西洋側の一方的な価値観による未来なのです。
実際は、それは弱者を征服することでしかなかったのではないか。
弱者にとってみれば、それはバラ色の未来どころか悪夢でしかないのです。
輝かしい夢と、悪夢は表裏一体のものではなかったのか。
そうである限り、人類は自らの限界が理由で進歩しない。
それを乗り越えられないと、いくら科学や技術が進歩しても使いこなせない。
実は、地球外生物は人類より遥かに優れた知能を持っている。
彼らが太陽系に送り込んできた病原体は、人類を見定めるリトマス紙だったのです。
そして、現れた巨大なリングは、人類がその先に進む資格を持った生物であるかどうかを試すゲートだったのです。
ドラマを通して、人間の愚かさと崇高さが繰り返し描かれます。
愚かさや残虐性と同時に愛の力、友情、勇敢さ、そして神への信仰も描かれます。
もし、人類がそこを通るに値する資格がなければ、太陽系全体を焼き尽くすだけのパワーをリングは持つのです。
さて、人類はゲートを通るに値するのか?
それとも・・・・
あとは見てのお楽しみ。(^^)/
最後に、ちょっとネタバレになりますが、実は病原体を送り込みリングを作った地球外生命はとうの昔に滅んでいることがほのめかされます。
人類より遥かに優れているのに滅んでいるのです。
じゃあ、太陽系を脱した人類の未来は?
・・・・っという具合に、とても良くできたSFドラマです。
30時間の鑑賞に耐えられる人は、是非ご覧になってください。(^ω^)