・・・・・・・っということで、人間は自分の弱さを隠すため、誰でも仮面を被っていると書きました。
では、人間の弱さの実態は何でしょう。
それは、一人では生きていく自信のなさでしょう。
人との関係に自信がないから、関係を保つために、弱さを隠す仮面を被って演技しているのでしょう。
仲間外れになることへの恐怖は、自覚されていないけれど、人間行動の基本原理なのではないでしょうか。
演技ですから、人によって上手い下手はあります。
不器用に見える人でも案外したたかに生きているものです。
弱さをさらけ出して生きるのも、ひとつの演技でさえあることは悲しい性です。
結局のところ、人間社会は大根役者たちの悲喜劇にすぎません。
では、一人で生きていける人がいたとすれば、その人は強い人間なのでしょうか。
小野田寛朗は強い人だったのでしょうか。
もし、自ら一人を選んだとしたら、強い人でしょう。
そもそも、一人で生きる必要があるのかが問題です。
確かに演技を続けるのは疲れます。
オレは一人がいいんだ、孤独が好きなんだという人がいるでしょう。
しかし、それもひとつの演技にすぎず、孤独の仮面を被っていることにならないでしょうか。
次に、仮面を脱いだその先にある自分を考えてみます。
・・・つづく。