ドキュメンタリー映画【The Hornet's Nest】 | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、アフガニスタン戦争のドキュメンタリー映画です。


かなり年配の、故に経験豊富な従軍カメラマンの映像です。

ドキュメンタリー映画は編集の妙で、いくらでも伝える解釈を変えられます。

この映画は決して編集が優れているとは思いません。

下手上手を狙っているところが見えるからです。

結局のところ、敵は悪でアメリカ兵は偉いを伝える意図の編集です。

そんなひねくれた解釈をするぼくのような鑑賞者でも、個々の映像から伝わる戦場の現実感は圧倒的です。

実際に弾が自分に向かって飛んでくるときは、こんな音がするんだと初めて知ることが出来ます。

至近距離で弾が弾ける音も聞けます。

そう、このカメラマンは銃撃戦の真っ只中に身を晒しているのです。

ここまでするジャーナリストは滅多にいないでしょう。

リアルな映像を撮るために命と交換しようとしているのですから。

戦争の真実を伝えるという点では、こういう連中に任せておけばいいのです。

どこかの国のジャーナリストが自己責任だと威張って、のこのこと出かける必要はないのです。

以下、印象的なシーン。

子供の情報がいちばん信頼出来ること。

死にゆく兵士が、自分が撃たれたことを謝ること。

じっさいに6人の兵士が戦死するのですが、全員が30歳そこそこの若者ばかりで、生前の元気にふざけている映像が流れること。

全員が集まって軍隊式の慰霊式をするのですが、点呼で名前を2回呼んでも返事が聞こえないこと。

式が済んだあと、司令官が墓標の前で泣き崩れてしまうこと。

誰のために戦っているんだとの問いに、正義のためでもなく、現地の人のためでもなく、ましてやアメリカのためでもなく、ただ「(一緒に戦っている)仲間のために」戦っているんだと答えたこと。


★★★☆☆