・・・・・・・っということで、人間って弱い生き物だよな。
弱いって、自分で自分の身を守らなきゃならないよね。
自己防衛本能っていうのかな。
動物の防衛本能は、外敵に襲われないようにすることだよな。
明らかに天敵という存在がいて、強弱の順序は明確に出来ている。
食われないようにするのだから、真剣だよな。
・・・・・・・・
人間の外敵は人間なんだよな。
動物に比べ、ここんところが厄介だ。
だから、巧妙な防衛本能を働かさなきゃならないんだ。
強がったり、強い者にゴマすったり、ペコペコしたり、体を鍛えたり、口論には負けないようにしたり、威嚇したり・・・・
いろんな防衛方法があるんだな。
どんな人間でも、自己防衛しているんだ。
だけど、普段の生活でこの本能に気付いている人は少ないんだな。
嫌なヤツ、愛想のいいヤツ、面倒見のいいヤツ、威張っているヤツ、メンドクサいヤツ、嘘をつくヤツ・・・様々な人間がいて、大体こんなヤツで片付けられるんだな。
そういう、いわゆる「性格」と見られる特徴って、案外防衛本能が表われたものかも知れないな。
・・・・・・・・
今日、ラジオで札付きのワルが収監されている少年院の話をしていた。
結局、本当の悪人は居なくて、本質は皆良い子と結論付けていたけど、その中で面白い話があったな。
いつもニコニコしている少年がいるそうだ。
もちろんその笑顔は作り笑いなんだ。
何で、作り笑いをしているかというと、それは「自己防衛」のためにしていることが分かるというのだ。