嵐が去ったあとで | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、TVのチャンネルを合わせるとどこも「なおみ」と「嵐」ばかりです。(^_^ゞ

なおみのことはブログに書いちゃったので、バランス的に嵐も。

人気グループであることはもちろん知っていますが、ぼくくらい彼らのことを知らない人間もいないでしょう。(ハイ、無知自慢です。f(^^;)

名前どころか、5人だったことさえあやふやでした。

ニノ、オーノ・・・・と、ここで詰まります。m(_ _)m

彼らの歌を一曲でも挙げられません。

20年も活動しているのに。

そう、20年。

調べたら大野君・・・じゃなくて、大野氏が38歳。

最年少が35歳?

・・・っということは、15~18歳で芸能界に入ったってことですね。

まだ未成年で大人の仲間入りしたんですね。


ぼくがTVで彼らを目撃した数少ない経験の中で印象に残るのは、NHKの紅白の司会をしていた時です。(調べたら5人全員じゃなかった。)

若いのに気配りがハンパないのです。

場の雰囲気の把握、進行の効率化、相手への思いやり、出場者への気配りが一瞬のうちに出来るのです。

芸能界というところは、俺が俺がの世界でしょう?

先輩への敬意の払い方、顔の立てかた、気に入られ方・・・多分そんなことを若いときから知らず知らずのうちに叩き込まれていたからこそ、そういう司会の能力を身に付けてきたはずです。

変な話、ヘタな大学に入れたり就職させた若者より、余程しっかりした教育をされてきたと感じざるを得ないのです。

名実ともに好青年。

そこんところが、幅広い女性ファンの心を掴んでいる理由じゃないでしょうか。

芸能界という魑魅魍魎が集まる摩訶不思議な世界で、しっかりした教育効果を上げられるのです。

考えてみれば、不思議でしょう?

もちろん脱落し、堕落し、悲惨な末路を辿る若者のほうが多いのかも知れません。

嵐に属する各自が納得して今回の活動休止宣言をしたことに、ぼくは本物の好青年の姿を見るのです。

やはり、芸能界は特殊な社会です。

云わば、虚構の世界です。

ティーンエージャーから20年、良くぞ自分達には何か欠けているのではないかと気付いたものです。

これから各自が、一回りも二回りも成長した人間になっていくことでしょう。

古くはキャンディーズ、SMAP、安室奈美恵、純烈(?)・・・色んな区切りの付け方がありますが、嵐が一番爽やかでした。(もう過去形)