・・・・・・・っということで、カミさんが借りてきたのを横で盗み見。(^^ゞ
欠点がない映画。
したがって、文句を付けるところがない。
ディズニー作品かと思ったくらい。(20世紀FOX)
欠点がないところが欠点で、子供たちにも安心して見せられる。
ぼくが興味を持ったのが時代背景の描き方。
1960年代の南部のアメリカが舞台であるが、当時の人々が半世紀後のこの映画を見たらビックリ仰天するだろう。
シェパードによるアメリカ初の弾道飛行が1961年。
ケネディが暗殺されたのが1963年。
キング牧師が暗殺されたのが1968年。
黒人女性三人が主役を張っている映画を白人たちが喜んで鑑賞料を払って観にいく時代。
しかも、その中では黒人のほうが優秀で、白人男性の鼻を明かすストーリー。
それに向かって観客が拍手喝采する。
想像もできなかっただろう。
あの時代の中で、黒人たちの権利を主張したキング牧師や、彼女らのような無名の人々の勇気とはどれほどだったのだろう。
彼らのような黒人たちの命がけの活動が少しずつアメリカの偏見を打ち砕いていったのは確かだろう。
しかし、ぼくはそんな活動の中で【映画】が果たした役割はとても大きいと思っている。
主役を張れるのがシドニー・ポワチエくらいだった時代から、サミュエル・ジャクソン、ディンゼル・ワシントン、モーガン・フリーマン、ウィル・スミス・・・と、いくらでも列挙できる時代になった。
オバマ大統領が実現するずっと以前から、映画の世界では黒人大統領が登場していた。
そんな感慨を抱きながらこの映画を見た次第である。