・・・・・・・っということで、関東平野の広さが武士を生んだと書きました。
日本の歴史でいつも不思議に思うのは、軍事政権の前に貴族政権があることです。
普通は武力が先でしょ?
世界中、どこを見渡しても力が強いものが政権を持つのでしょ?
これに関しては独自の意見を持っているのですが、長くなるので止めておきます。
さて、戦争というものは革新的な方が勝つのです。
人数の優劣、武器の優劣、作戦の優劣・・・となって、現代は核兵器まで来ちゃった。
平家を倒したのが源氏で、鎌倉時代以降はようやく日本も世界の常識通り軍事政権が続きます。
では当初武士を供給し続けたのはどこでしょう?
関東です。
平将門、源頼朝、足利尊氏・・・皆関東出身です。
では、何故関東か?
広かったからです。
この広さを克服するには馬でないとダメなのです。
海外で紀元前のはじめから軍事に馬が利用されたのは大陸だったからです。
日本は騎馬戦を展開するには狭すぎるのです。
唯一、関東平野だけが例外です。
馬という機動力を使いこなしたからこそ関東の武士は強かったのです。
こういうことは歴史の授業では教えてくれない。
半分貴族だった平家が源氏に勝てないのはアタリマエなのです。
義経の活躍を見るまでもなく、源氏は騎馬戦において絶対的に有利だったのです。
さて、馬を供給していたのはどこか?
その名のとおり群馬県です。
ここでようやく最初の前橋に話が戻りました。f(^_^;
次は前橋になります。(^o^)/