・・・・・・・っということで、宮古島に来て今日が5日目である。
滞在半分を過ぎたところで「宮古島人とは?」について途中報告をしてみよう。
まず、客観的な事実から。
宮古島の面積は 158.87 km2である。
ピンと来ない。
香川県さぬき市や軽井沢市と同等、あるいは熊谷市より若干小さい。
それでもピンと来ない。
ピンと来なくてもその面積全部が海に囲まれていることだけはイメージできる。
海岸線に沿って一周して約100kmだ。
しかし、そんな数字はどーでもイイことである。
宮古島に住む人達の頭の中にはこのサイズがしっかりタトゥーのように彫り込まれているのである。
世界中、どの島の住人にも自分の住む島のサイズが染み込んでいる。
そんなことをいったら、日本人だってそうじゃないか、アメリカ人だってと反論されるかもしれない。
その通りなのだ。
どこの国民も頭の中に自分の国のサイズが無意識に出来上がっているものだ。
ぼくが問題にするのは、サイズの違いが人間のものの考え方、行動様式に大きく影響するということである。
ここで宮古島人とアメリカ人のものの考え方の違いについて議論をするつもりは全くない。
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宮古島で猛スピードで走る車を一度も見かけない。
唯一80km/hで走るヤツがいたけど、それはぼくの車である。
トロトロ30km/h以下で走る年寄りの軽トラだって辛抱強く付いていく。
追い越し可能車線だってめったに追い越しをかけない。
だって、先がわかっているからだ。
急いで行くほどの場所なんてこの島にはどこにもないのだ。
いつかは前のトロトロ爺ちゃん、脇の農道に逸れるのだ。
島の自動車は軽自動車か小型車がほとんどだ。
サイズもスピードも島に合うからだ。
宮古島市の最新の人口は51,191人である。
全国524位(1,741中)
人口密度は251人で全国494位。(791中)
鳥取市や松本市と同じくらいの密度。
はっきりしたことは言えないが、人間が住むにはちょうど良いサイズ。
その証拠に、道は渋滞しないし、スーパーのレジにも長い列が出来ない。
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ここに来て驚くのが、島になんでもあること。
イオンモールが2箇所、大型電気店も2店舗、TSUTAYAも、ドンキホーテも、マックもモスバーガーも、しまむらも、100円ショップもなんでもござれ。
映画は1つあるけれど、駐車場がないから使えない。
TSUTAYAで借りるしかないな。
大型書店も図書館もドーム型の屋内運動施設もある。
移住者が多いと聞くが、文化的な生活するのに不自由しないからなのである。
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ここまで書いて何をいいたいのか。
この島は人間が住むにはピッタリのサイズだということを言いたいのである。
もちろんこのサイズが合わない島民はいるだろう。
特に若者たちがそうあってほしい。
若者たちには心地好いサイズなんてあってはならないからだ。
だが、外の世界で長く暮らした者にとって、この生活サイズのなんと心地好いことよ。
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都会の人々と宮古人には明らかな違いがある。
人当たりのよさ、親切さ、どこかのんびりしたところ、礼儀正しさ、お節介焼きなところ、老人に威厳があるところ、特にお婆ちゃんの威力は絶大だと聞く。
人の矩(のり)を知ることが出来るのは、この島のサイズがあるからこそじゃないだろうか。
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以上、中間報告まで。