・・・・・・・っということで、ぼくの頭はどうも哲学に向くようには出来ていないようです。
ある問題についてとことん考え抜くだけの気力がないのです。(T_T)
要するに飽きっぽい。
過去の偉大な哲学者の中に飽きっぽい人はいないはずです。^m^
それに理論的に物事を考えるという思考回路が備わっていない。
それでも哲学にあこがれる時期というものがあって、若い頃に哲学の雰囲気を味わいたいとちょこっと齧ったことがあります。
取っ掛かりとして選んだのがニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」。
ナンかカッコイイ題名でしょ?
読みましたよ。
確か厚い文庫本で2冊を読みきりました。
サッパリ分かりませんでした。
「神は死んだ」とか・・・・・・(@_@)
大学1年のときの教養でも哲学を取りましたが、2回出席しただけでドロップアウト。
そんなぼくでもニーチェは好きだと言っちゃいます。(^^ゞ
彼の断片的な言葉は、歳を重ねた甲斐あって少し分かる気がします。
例えば愛について:
愛されたいという要求は、
自惚れの最たるものである。
- ニーチェ -
恋愛感情の中には、
いつも若干の狂気が潜んでいる。
とは言っても、
狂気の中にもまた、
いつも若干の理性が潜んでいるものである。
- ニーチェ -
結婚するときはこう自問せよ。
「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」
そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
- ニーチェ -
ねっ?面白いでしょ?
ニーチェを知るためには彼のプライベートと時代背景が不可欠だと思います。
ツァラトゥストラはキリスト教に対する大いなる挑戦と読み取れます。
彼の特徴はあくまで人間に基準を置いたこと。
神ではありません。
ですから、彼の言葉は人間への深い愛情が感じられるのです。
彼はたくさんの短い格言や名言を残していますから、何かヒントが得られるかもしれませんよ。