・・・・・・・っということで、カミさんを連れて行かなくて良かったぁ~~。
絶対にカミさんの好みから外れる映画でしたから。
これは前作(35年も前だ!!)を見ていない人にしか良さが解らないでしょう。
さらに、前作を大好きじゃないとダメでしょう。^m^
前作は好きな人はハマりにハマってしまう、所謂カルト映画に分類される作品でした。
今回の映画はそういう一部の熱狂的ファンを基準に作られています。
そういう意味で、カミさんはもとよりダメだし、初めて観る人には本当の良さが伝わらない仕上がりになっています。
監督は前作が リドリー・スコットで、今回は別の監督ですが、どちらも リドリー・スコットの映画といっていいでしょう。
上映時間はなんと163分という長尺。(ちなみに前回は118分でこれも長かった。)
前回と違って リドリー・スコット監督も名声とお金が出来たのでしょう、自分の好みに強引に仕上げたという印象が得られます。^m^
(前回は監督が妥協した部分が多く、その後様々なバージョンがあって、ファイナルカットなんてぇ編集もあった。)
まあ何しろ長い。
ハリソン・フォードがなかなか登場しない。^m^
・・・・・・・っで、 リドリー・スコット監督は今回何を描きたかったかの問題です。
前回は生身の人間(ハリソン・フォード扮するデッカード)が主役で、今回はレプリカント(ライアン・ゴズリング扮するアンドロイド)が主役です。
その違いで映画を撮りたかったのか?
前回ハリソン・フォードが主役だったけれど、よーくみると物語自体はレプリカント(ルトガー・ハウアー)を描いていたではないか。
今回は、さらに進化したレプリカントを描くことに主眼を置いていて、まさにそれがリドリー・スコットの主題で間違いないでしょう。
でも、よく描けているとはいえ、前作を上回る出来かというと大いに疑問符が付かざるを得ません。
偽物の記憶をレプリカントに植え付けるというのが今回のミソだけれど、前回ですでに描いてしまっている。(レイチェルの記憶ね。)
もうひとつ最大の違いがあるんだけどそれを書いちゃネタバレになるから書けない。
その最大の違いは何かというと、前作であの後二人(デッカーとレイチェル)はどうなったんだろう?という疑問に繋がるのです。
・・・っということは、ファンなら誰もが持っている疑問に応えるために作った作品なのです。
ぼくは何を言わんとしているかというと、今回は後日談にしか過ぎないのです。
もっと辛口に言えば、だから前作を超えられなかったのです。
ファンにしか解らない場面や、人物やセリフがたくさん出てきます。
監督自身が自分の前作品にささげるトリビュートなのです。
まあ、ファンにとってそれがとても面白いのですが、カミさんのような一般観客にはムリがありますね。
ぼくの感想は以上ですが、前作と本作をつなぎを説明するショートストーリーが日本人アニメ監督によって作られています。
この出来栄えが素晴らしいのでご覧ください。
その他にも物語をつなぐショートムービーがもう2つあります。
これもぜひ観ておくことをお勧めします。
・・・・・・・っとまあ、ぼくも相当のブレードランナーフリークでしょ?(^^ゞ