・・・・・・・っということで、順不同ですが、ちょっと思い出しただけでこれらの社名が出てきます。
山一證券
日本航空
シャープ
三菱自動車
SANYO
日本郵便
東芝
ダイエー
東京電力
セゾングループ
共通するのは、経営者の経営能力の欠如による失敗あるいは失敗しつつある会社です。
ぼくらの世代、どれも大企業で、潰れるなんてこれっぽっちも思っていなかった会社ばかりです。
どーしてこんな風になっちゃったのか、ぼくにどうこう言えるだけの知識も能力もありませんが、ヤッパリ経営者の能力欠如といわざるを得ないでしょう。
いい例が日産自動車。
ひょっとするといまごろ、この会社も上のグループに入っていたかもしれません。
しかし、立て直したのはカルロス・ゴーンひとりの経営手腕によるものだと言っても、だれも否定できないでしょう。
創業者たちが生きていた頃のソニー、松下電器、ホンダなどは、明らかにワンマン経営だったといって差し支えないでしょう。
ワンマン経営は悪い意味で使われることが多いですが、その経営体制は決して悪いということではありません。
どれだけ巨大な一流といわれる企業でさえも一人の経営手腕によって運命が大きく左右されるのですから。
ここで出てくるのが、経営能力をどうやって経営者が身につけるかという問題です。
昔なら叩き上げて経営能力を会得したでしょう。
様々な苦難に遭遇しながら自分なりの「経営哲学」を身をもって学習するのです。
ぼくがサラリーマン時代、こういう経営者の何人かに会ったことがあります。
小さな会社ですが、大いに納得させられる哲学を一本持った人が多かった。
小さな会社と大企業の経営とでは似て非なるものかも知れません。
しかし、個人の経営能力如何に係わっているということは、これだけ複雑化した時代においても変わらないのは不思議なことです。
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日本の大企業といわれる会社がこれほど無様な体たらくを晒す原因は、結局カギである経営者の能力が足りないということでしょう?
なんだかんだと言っても、日本の経営者には経営の基礎知識が欠如していると思わざるを得ません。
その原因は、経営者を養成するシステムが日本には欠けているように見えます。
確かに経営学修士という資格は大学で取れます。
だけれども、その質は外国での、所謂Master of Business Administration(MBA)の資格とはどうも違うように思えます。
正直言って、MBAのことは知識ゼロです。
しかし、外国のそれは日本に比べ、より実践的で柔軟であるような気がします。
ぼくは、子供たちが早い段階でこの経営マインドを育てる教育を施すべきだと考えています。
なにも、小学校から経営学を教えろといっているわけではありません。
会社を経営するための「マインド」を育てるのです。
実際のところ、このマインドは大人になって社会に出て行く際、とても幅広く役立つはずです。
なにも誰もが経営者を目指せと言っているのではありません。
江戸時代、寺子屋で読み書きそろばんを教えたのは何も皆商人にする目的だったからではありません。
四書五経を教えたのは、何もお坊さんになるよう養成したのではありません。
剣道を習うのは、決して殺人のテクニックを教えるためではありません。
同じように、「経営学」からは広く応用が利くのです。
小学校から英語を学ばせなくとも、これからの時代の経営には英語が不可欠と分かるはずです。
これから子供たちを教育する立場にある人は、ぜひこのことを考えてみてください。