・・・・・・・っということで、オヤジが呼びかけに反応しなくなったと書いたばかりなのに、かすかに反応してくれました。
問いかけに頷くし、冗談を言えば頬を緩める。
現実と夢の間を行ったり来たりしているのでしょう。
・・・・・・・
時間つぶしのつづきです。
【神の存在】
じゃあ、ぼくは神を信じているかというと、信じられたらいいなと思う程度。
信じている人に対して、居るなら証拠を見せろなんて無粋なことは言わない。
信じられる人を羨ましいとは思う。
そんなぼくでも「神の効能」に対しては大いに評価している。
またヨーロッパの話をするけれど、ヨーロッパほど神にすがりたいという気持ちになる地域はない。
何度か旅行したときに、ヨーロッパを支配していたものは「恐怖」だと感じた。
ヨーロッパの都市を見ればそれが分かるのです。
このブログでも「地続きの怖さ」を何度か書いたことがある。
いま9世紀のイギリス史を読んでいる途中だけれど、地続きじゃなくても怖いと思った。
イギリスは島国で周囲の海が城砦の役割を果たしたのは事実だけれど、実際は侵略に次ぐ侵略で明け暮れる歴史でした。
当初住み着いたのはケルト人だったけれど、ケルト人自体がヨーロッパ大陸出身。
その後、ローマ人が侵略してきたのはご承知のとおりだけれど、今のスコットランド地方は流石のローマ軍でさえ占領できなかった。
境界のために構築したハドリアヌスの長城は有名ですよね。
キリスト教は彼らとともに3世紀に伝えられました。
その後、アングロサクソン人が侵入してきます。
彼らはアングロ人とサクソン人に別れているのですが、オリジナルは両方ともゲルマン人です。
イギリスの南部はサクソン人で、彼らは敬虔なキリスト教徒でした。
しかし、7世紀以降彼らはデーン人の略奪に晒されます。
要するにバイキングですね。
バイキングの強さと残虐さは筆舌に尽くせぬほどで、金目のものがある教会を片っ端から襲いました。
当初は襲った後は引き上げていきましたが、そのうち定住して侵略するようになりました。
住民たちの恐怖はどれほどだったでしょう。
デーン人の後はノルマン人です。
同じ島国の日本人には到底想像もつかない恐怖を味わったのです。
ヨーロッパではどこもそんな感じで恐怖が支配していました。
そんな中で、信仰を持つなといいうほうが無理だというものです。
ヨーロッパを旅行した人は誰でも感じますが、ヨーロッパ旅行=キリスト教の歴史見物なのです。
それほどキリスト教(信仰)は重要なのです。
・・・・・・・
そういう意味において、「神の効能」をぼくは認めるのです。
・・・・つづく。