パンドラの箱(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
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・・・・・・っということで、次はジャーナリズムの話。

 

今回の豊洲市場の地下空間問題。

 

小池都知事(本当は内部告発者だろう)が指摘するまで誰も問題視していなかったんですよね。

 

ぼくはコレが問題じゃないかと言いたいのです。

 

桝添の公費私用問題は週刊文春がスクープするまで誰も問題視していなかった。

 

所謂新聞社とかテレビ報道の正統ジャーナリズムはどこへ行っちゃったのだろう?

 

確かに、新国立競技場や猪瀬問題をスクープしたのは大手新聞社でしたね。

 

ですが、あれだけ問題になっていた築地市場移転問題なのに、建物が完成して引越し直前になるまで、地下空間問題を見落としていたのです。

 

つい最近観た映画【インサイダー】でアメリカの命を張った骨太のジャーナリズムを見たばかりなので、日本のジャーナリズムの生ぬるさを感じざるを得ないのです。

 

誰かさんが指摘しているように、記者クラブが問題なのでしょうか。

 

お上が流す情報だけを頼りに記事を書くという姿勢が身に染みてしまったのでしょうか。

 

なんか、日本のジャーナリズムには執念が感じられない。

 

真っ直ぐ通った背骨が感じられない。

 

鳥越のようなエセジャーナリストが大きな顔をしている。

 

文春ごとき(?)に先を越されてしまう。

 

このままなら、日本のジャーナリズムは、安易にネットから拾い出した情報をコピペするだけのネットニュースに取って代わられてしまうのではないでしょうか。

 

・・・・・・

 

最近続く新国立競技場問題、豊洲市場問題は日本社会が抱える根本的な問題を暗示しているように見えるのですがどうでしょう。

 

今回は専門家会議なるものの欺瞞と、ジャーナリズムを問題点として挙げました。

 

パンドラの箱の底に最後に残っているものを掴むためには、蓋を開ける勇気が必要じゃないでしょうか。