・・・・・・っということで、ジェイク・ギレンホールの出演する映画はほぼハズレがない。
一筋縄ではいかない性格の役柄が得意のようだ。
裏側にある狂気とか、病的なものとか、怒りなどの感情を静かに演じられる若手俳優だと思う。
今回は、狂気といっていいだろう。
この役作りのためにかなり体重を落としているようだ。
最新作ではムキムキのボクサーを演じているらしい。
TV局に動画を買ってもらう、所謂パパラッチの狂気を描いている。
ショッキングな映像を撮るため、最後は自分で事件現場を演出してしまうまでエスカレートしていく過程を丁寧に描いている。
映画では主人公の狂気を描いているのであるが、本当は現代のテレビ界、ハテはマスコミ界の行き過ぎた報道スタイルのほうの狂気を告発しているのである。
人の不幸をネタにエンターテイメントに祭り上げるのがアメリカスタイル。
もちろん提供するマスコミ側を批判しているのだが、それは視聴者である我々が招いているのではないだろうかと気付かせる。
狂気を見て狂気と思わないほど麻痺した感覚は末恐ろしい。
よく出来た脚本で、オススメ映画です。
レネ・ルッソはぼくと2歳しか違わないけれど、いつまでも美人オーラを持っていますな。