・・・・・・っということで、48作まであった寅さんシリーズよりは少ないけれど、24作目の007。
53年も続いている。
29年続いた寅さんシリーズより長く続いている。
ぼくが最初に見たのが、まだ小学生のとき。
セクシーな場面では興奮したものだ。(^^ゞ
消音器付きの拳銃は皆の憧れだった。
偉大なマンネリである。
昔のスパイの敵はソ連が定番。
その後、世界征服を企む悪が出てきて、海底とか宇宙に基地があったものだ。
昔の悪は実にスケールの大きな悪だった。
ところが、ソ連が解体してしまいスパイする相手に困るようになった。
北朝鮮なんかを出したりしたが、悪が小粒になってしまった。
テロリストを出したいが、諜報機関が扱う分野じゃない。
さあ、困った、スパイ家業の就職難時代の到来だ。
最近のシリーズでも敵に困っていることを隠さない。
今回は、MI6が解体されたうえ「00」部門が閉鎖されることまで描いている。
そこで、困ったときには原点に還るのが定石。
世界征服を企む悪の組織【Spectre】の登場だ。
そう来なくっちゃ。
悪は世界征服を企んでこそ悪なのである。
・・・・・・
ボンドガールが超セクシーじゃなくなったのが残念。
今回お相手のレア・セドゥという女優は普通のお姉さんっぽい。
前歯の隙間が気になって仕方なかった。
モニカ・ベルッチは正真正銘の美人だけれど、もう50歳を過ぎている。
濡れ場を演じさせるには可哀想過ぎないかい?
・・・・・・
っで、今回の物語。
敵に捕まって、絶体絶命になって、敵の中枢を破壊(大爆発)というお決まりのパターンを忠実に守っている。
小道具の使い方がちょっとヒネってあり面白かった。
007は小道具を使わなくっちゃ。
偉大なマンネリ萬歳!!(^o^)丿