・・・・・・っということで、「スポンサー圧力にTBSが抗議声明」という記事に????っとなってしまいました。
どうも「放送法遵守を求める視聴者の会」なる団体が、TBSの偏った放送にイチャモンをつけたらしい。
そんな話も、こんな団体があったことも全く知りませんでした。
要するに「言論の自由」VS「報道の公平性」の戦いですね。
イイじゃないか、大いにやれって感じです。
線引きが難しいビミョーな問題ですから、争点としてはレベルの高い議論になるはずです。
ところが、その肝心の議論のレベルが高くない。
お互い下品だ。見識がなどと個人攻撃の様相を呈しているのです。
評論家の岸井成格が弱点と見た団体側のその着眼点は評価しましょう。
ぼくなんか、ケント・ギルバートごときに言われたくないぜと思いますがね。
・・・・・・
何が嫌かって、両者とも視聴者を低く見ていることです。
偏った放送をいくらしても、視聴者はちゃんと見抜いているものです。
対話をする気のない者同士が、お互い大義名分を振りかざして正義を叫んでいる光景ほど、不毛で見苦しいものはありません。(--〆)