掴まり立ち | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、オヤジに会ってきました。

いつものように2週間ぶりの再会です。

足が萎えてしまい、掴まり立ちもできません。

・・・・そう、掴まり立ち。

お子さんをお持ちの人なら、我が子が掴まり立ちが出来た時点で、その飛躍的な進歩に感動したことを思い出すでしょう。

ある親は、写真に撮るでしょう。

ある親は、ビデオのファインダーの中で我が子の雄姿に興奮することでしょう。

・・・・・・

だけれども、同じ掴まり立ちでも、ぼくのオヤジは赤ん坊とは正反対の歩みをするのです。

そう、オヤジは元気です。

オヤジは掴まり立ちが出来なくなり、

歩くどころか、ベッドにその体を横たえるしか選択肢はないのです。

・・・・・・

TVのリモコンが使えなくなり、

携帯電話の操作が分からなくなり、

耳が聞こえなくなり、

本を読む気力もなくなり、

・・・・・・そして、

オムツ

・・・・・・

こうやって弱っていくオヤジに対し、人ホーム側は定期的に介護計画の見直しを定期的に作成しします。

掴まり立ちが出来なくなったので、トイレには2人必要になります。

だから、ベッドで寝たままでの処置をしたいとぼくに了解を求めてきます。

・・・・・・

これは安易に了承出来ん。

それって寝たきりと同義だろう。

2人かかろうが、親父にはトイレで用を足して欲しい。


頑張れオヤジ。