バルカン半島って、世界の火薬庫などと表現され、昔から紛争の火種になっていますよね。
じゃあ、何でそういう火薬庫といわれるのか、それを地理の面から解説したものです。
先ず、地図を見てみましょう。↓
明るい部分がバルカンと呼ばれる地域です。
西側は南北に山脈が走っていて、頭部は東西に山脈が走っています。
いわゆる山岳地帯で、人が住むには大変な地域に見えます。
ところが、よく見てみると、山岳と山岳に囲まれた平地をいくつも見ることが出来ます。
例えば、数ブロックに独立した地域が固まっているというべきでしょうか。
それと同時にいくつかの川が流れていて、孤立しがちだと思われる各ブロックは外界(?)に通じているのです。
この地域の中に、
ギリシャ
アルバニア
マケドニア
セルビア
モンテネグロ
クロアチア
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ブルガリア
コソボ
トルコ
の各国がひしめき合っています。
即ち、国が沢山成立する要素を持った地域であることを、地理的な観点から見るとわかりやすいということです。
そこに様々な民族や宗教が流れ込み、紛争を経ながら今のような形に落ち着いているのです。(一応ね。)
ちなみに、バルカンと一つの単位で呼ばれるのは、そもそもこの地域を最初に統一したのがトルコだったからだそうです。
次に統一したのはチトー政権下のユーゴスラビアだったのですがね。
もう一度、統一した国家になる日は来るんでしょうかね。