(ネットから拝借)
アメーバを連想してしまいます。
がん細胞といっても良いかも知れません。
当初ISは「イスラム国」と伝えられていたため、彼らは「国家」の建設を目指していると、ぼくは、あるいは皆さんも思ったことでしょう。
ところが、イスラム教の国家と、一般的に思われている国家とは、根本的に異なるのだと知りました。
【イスラム教には「家」という概念はあっても、「国家」という概念が乏しかった。
だから税を一定額徴収するのではなく、「ザカート」という慈善事業への寄付の形をとる。】
テロ集団だから、このようにアメーバ状で広がるのは当然という見方は正しいでしょうが、実はイスラム教が広がっていったのもこのような形をとったことを思い出さなくてはなりません。
そうすると、IS国家のいまの形はごく自然だと言えるのではないでしょうか。
ヨーロッパ側はISの侵食に手を焼いていますが、この国家としての根本的な考え方の違いを理解する必要があるでしょう。
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さて、そうであるならば、ISに対する対応策も異なってくるはずです。
このようながん細胞に対しては2種類の治療方法があります。
1)外科的手術
2)内科的治療
いまぼくらが盛んに目にするのは、外科的手術ばかりです。
直接空爆するスタイルですね。
実に分かりやすい対処方法です。
でも、アメーバ状の病巣を叩くには、外科手術では、ごっそり切り取る以外、効果的でないことが分かります。
やはり内科的治療が必要です。
アメーバを死滅させるには、栄養源を絶つのが一番効果的です。
ISも資金無しには、武器弾薬を買えません。
実のところ戦争を継続させるには、経済的な要素が一番大きな問題なのです。
ISの資金源とは何でしょう?
上でも触れた「ザカート」という慈善事業への寄付なのです。
サウジの特定の富裕層から彼らに資金が流れているのは有名です。
これは、イスラム教に則っているので、厄介な問題です。
闇ルートを通じた石油販売による収入。
人質交換による身代金の収入。
これはイスラムの海賊で鍛えた彼らの伝統的なお家芸です。
さらに細胞の転移を防ぐために、経路即ち輸送路を遮断する必要があります。
これは空爆が効果的でしょう。
以上、ド素人のぼくが考えたことなので、欧米はとっくに手を打っているでしょう。
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今回言いたかったことは、ぼくらがTVなどのマスメディアで伝えられていることは、視聴者側に「ウケのいい」側面でしかないことです。
本当の戦争は目に見えないところで行われていて、それは目立たない代わりに本質的な部分であるということです。
最後に、ぼくが期待していることは、
【アラブ人は一貫して慎重に忍耐強くことを進めて行くやり方が得意ではない。】
という指摘です。
ぼくの少ないアラブ人との経験でも、この指摘は正しいと思っています。
彼らに対して根気良く内科的治療を続けていれば、音を上げさせるのはそれほど難しいことではないと楽観しています。