・・・・・・っということで、映画【キングダム・オブ・ヘブン】を観直しました。
たしか、これで3回目。
でも、塩野七生の【十字軍物語】を読んだ後だったので、全く違った印象の映画になってしまった。
以前見たときは、十字軍の名を借りたエンターテイメント映画だと思っていた。
じつは史実に相当忠実な映画だったのです。
登場主要人物は多少名前はいじっているものの、実在した人物が殆ど。
特にオーランド・ブルームが主役を演じたバリアン・オブ・イベリンは塩野七生が絶賛した人物だったことに驚いた。
衣装もとても忠実に再現していました。
テンプル騎士団、ヨハネ騎士団、バリアンが属するイベリンの家紋などもきちんと考証しています。
映画の想像を補う力ってスゴイと感じますね。
もちろん冒険あり恋ありで、最後はイェルサレム女王のシビラと夫婦になってフランスの田舎に引っ込むなんてデタラメの結末になってはいるけれど。(^ε^)♪
監督のリドリー・スコットは【エクソダス】といい、【グラディエーター】といい、歴史モノに関してはとてもマジメに作り上げますね。
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映画として成功したか否かは別として、かなり考えさせられるテーマを扱っています。
その最たるものが、イェルサレムを明け渡す時に主人公のバリアンがサラディンに問いかけるシーンです。
バリアン:「あなたにとってこのイェルサレムは何なのですか?」
サラディン:「Nothing:無価値だ」と答えるんですね。
そして、去ろうとするけれど振り返って「Everything:全てだ」と付け加えるのです。
このセリフの重要性を以前全く気がつきませんでした。
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また長くなりそうなので、次はイェルサレムについて書きます。



