面白い。(^o^)丿
塩野七生氏の良い所は、疑問をそのまま放置しないことだ。
この第2巻は第二次十字軍と共に、十字軍と十字軍の間の時代を丁寧に描いている。
中近東に築いた十字軍国家が如何に存続できたのか、華々しい戦闘の記録よりも、地道な努力に焦点を当てているのである。
実に地味であるけれど、塩野氏は彼女の疑問を正直にぶつけ、面白くない話を実に面白く描いている。
次のハイライトがサラディンである。
サラディンの名前は誰でも聞いたことがあるであろう。
イェルサレムを占領する時、篭城していた異教徒たちを殺害しなかったことで知られる、アラブの英雄である。
だが、その裏にはバリアーノ・イベリンというキリスト教側の英雄の存在がいたのだ。
そういう、歴史の表には出てこない人々も丁寧に描いている。
塩野氏といえば、ローマ人の物語が有名であるが、途中でダレた感は否めない。
このくらいの長さで収まるテーマのほうが彼女の長所が発揮できる。
ISとの戦闘で注目されているシリア情勢を、過去の歴史に遡って理解するために必須の書である。
この第2巻は第二次十字軍と共に、十字軍と十字軍の間の時代を丁寧に描いている。
中近東に築いた十字軍国家が如何に存続できたのか、華々しい戦闘の記録よりも、地道な努力に焦点を当てているのである。
実に地味であるけれど、塩野氏は彼女の疑問を正直にぶつけ、面白くない話を実に面白く描いている。
次のハイライトがサラディンである。
サラディンの名前は誰でも聞いたことがあるであろう。
イェルサレムを占領する時、篭城していた異教徒たちを殺害しなかったことで知られる、アラブの英雄である。
だが、その裏にはバリアーノ・イベリンというキリスト教側の英雄の存在がいたのだ。
そういう、歴史の表には出てこない人々も丁寧に描いている。
塩野氏といえば、ローマ人の物語が有名であるが、途中でダレた感は否めない。
このくらいの長さで収まるテーマのほうが彼女の長所が発揮できる。
ISとの戦闘で注目されているシリア情勢を、過去の歴史に遡って理解するために必須の書である。
なぁ~んてブクログには書きましたけれど、ホント面白い本ですよ。
以前【キンクダム・オブ・へヴン】という映画を観ましたが、イェルサレムを守るキリスト側のボードワン4世が出てきたとき、こんな姿だったのですね。

映画のための架空の描写だと思ったのです。
ところがこれは事実で、彼は13歳でイェルサレム王を引き継ぎ24歳で死ぬのですが、癩病にかかかっていてその醜くなった顔を銀製の仮面で隠していたのですね。
【キンクダム・オブ・へヴン】を観直さなきゃ。(^^ゞ
