・・・・・・っということで、ハロウィンである。
この清里のようなド田舎なのに、31日の夜には花火が上がったのには驚かされた。
近くにあるビアレストランが仮装パーティーを開いていたのだ。
予約は早々と完売し、花火を連発して打ち上げるという大盛況と相成ったらしい。
らしいというのは、わざわざ見に行かなかったからであり、見に行かずとも容易に想像がつくからだ。
いい大人が、いい大人がガキっぽい仮装をして酔っ払っているんだぜ。
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ちょっと前のハロウィンは、母親に引率された子供たちが仮装をしてぞろぞろと商店街を歩いている姿だった。
実に微笑ましい光景であったと共に、本来のハロウィンに近かった。
まあ、商店街を狙うってぇのがそもそも日本らしいといえば日本らしかった。
アメリカは民家の玄関のベルを押して回るのが基本だから。
それが何でいま大人なんだよ。
・・・っとぼくはつい溜息をついてしまう。
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この現象を日本人特有の、海外の文化を貪欲に取り入れて、オリジナルとは異なる独自の文化に変容させてしまう特質として解釈する人もいるだろう。
普段の抑圧された生活を送っている日本人がフラストレーションを発散しているとの分析もいいだろう。
だが、ぼくには『何でこんなに幼稚なんだヨ』と感じざるを得ない。
これは新しい文化だなんて信じたくないね。
じつに安っぽいと思わないか。
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そうは言っても仮装する時の気分の高揚を知らないわけではない。
いつもの自分を忘れて、他人になる誘惑も理解しているつもりだ。
時にはハメを外すのもいいだろう。
古くはヴェネツィアのマスカレードの例がある。
同じ仮装でも、「大人度」はどちらが高いか比較するまでもないだろう。
カワイイもアニメ文化もいいけれど、日本はもっと大人の国じゃなかったのか?