・・・・・・っということで、横浜のマンション傾斜問題。
ビックリポンなのは、施主の三井不動産が4棟全部建て替えると発表したこと。
このニュースを聞いて目がテンになりました。
発表が早過ぎることに驚いたのです。
全棟建て替えは最後の最後の着地点じゃないの?
施主側と住民との裁判沙汰になって、すったもんだで数年かかって決着ってぇのが普通でしょ。
それを問題がニュースになって、数週間で三井不動産は無条件降伏したんですよね。
この早さをどう見ればいいのでしょう?
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ことが基礎の瑕疵ですから、上に乗っかっている建物がいくら立派でも、建て替えしか選択肢がなかったことは分かります。
でも、全棟建て替えとなると莫大な費用がかかります。
三井不動産はよほど資金に余裕があるんだと感心してしまいます。
あるいは全額を旭化成建材あるいはその親会社の旭化成に押し付ける目処が立ったからなのでしょうか。
もし、裏に問題がこれ以上広がらない内に最終決着を焦ったのなら、それは見通しが甘過ぎます。
ご覧のように問題は横浜の物件に止まらず、過去の物件まで広がる様相を見せています。
すると、補償は4棟で済む規模では収まらないでしょう。
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良い悪いは別にして、企業は株主のためにも自己防衛するものです。
今回の事件は責任の所在をしっかり検証してから、補償について決めるのがスジであって、それには多少の時間がかかってもいいはずです。
フォルクスワーゲンだってあれだけの犯罪に等しい行為をしていながら、販売した車全部を新品と交換しますとはいっていないでしょう。
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手抜き工事、結果の改ざんはもっての外で決して許されない行為ですが、三井不動産ほどの大企業のリスク管理がこれほどお粗末とは残念で仕方ありません。