・・・・・・っということで、こりゃスゴイ映画。
おっとどっこい、アメリカ映画はここまでやれるんだということを見せ付けられる。
アメコミのヒーローばかりで、目先の金儲けばかりを狙っている最近のアメリカ映画に対する痛烈な皮肉をぶつけている。
同時に、芸術性を標榜する演劇界に対しても、映画はここまで出来るんだとの挑戦でもある。
表面的には落ち目になってしまったかつてのスターの悲哀を、私生活を絡めて描いているように見える。
だがそんな単純なストーリーではない。
難解であるとの評価もあるだろうけれど、決して難しくはない。
共演者の演技もリアルで、自然で、洒落ている。
近年のアカデミー賞作品の中でも異彩を放つ名作である。