・・・・・・っということで、あのアイアンマンシリーズの監督が、自分の作りたい映画を作ったという触れ込みの映画。
じゃあ、アイアンマンは彼にとって何だったのか?
主演・監督・脚本を全て彼がやって、アイアンマンのフラストレーションをこの作品で解消する。
・・・・っというふれこみ。
ですよね?
悪くはない。
ストーリーはそれなりに良く練り込まれている。
登場人物は皆善人ばかりだ。
でも、この作品に決定的に欠けているのは、【盛り上がり】である。
この手のハートウォーミングに欠かせないのは悪役である。
悪人だと思っていたけど、結局はイイ人だったんだぁ~
・・・は、絶対に外せない手法だ。
確かに、ダスティン・ホフマンと料理評論家が悪役を担っている。
結構な長尺の映画である。(1 時間 55 分)
それだけ引っ張っておきながら、結末は物足りない。
そう、その【盛り上がり】が足りないのである。
ホントーに自分の作りたい映画が、無条件に観客の感動を得るとは限らないのである。
監督もこの映画の主人公のように、過去の栄光からフリーになって、ゼロから始めようとした。
その心意気はいかにもアメリカ的で好ましい。