・・・・・・っということで、サイクリングを極めつつありますぜ。
昨日は多摩川まで下り、二子玉の橋を渡り、向ヶ丘遊園の裏にある両親が持っているアパートまで自転車で行きました。
そのアパートは昔、家族が住んでいた土地に両親が建てたものです。
そこにはぼくが小学4年生から高校3年生まで住んでいました。
高校の3年間は自転車で通い続けました。
そこは丘の上にある団地で、多摩川沿いにある高校には急坂をサァ~っと下れば多少遅刻気味でも楽チンで朝は間に合ったのです。
それに反し、帰りは心臓破りの上り坂となります。
3年間、ずっとその坂と格闘しました。
40数年ぶりに、その坂にチャレンジです。
当時はせいぜい5段変速のなんちゃってスポーツ車、今回は21段変速のマウンテンバイク。
キツかったぁ~~
正直キツかったぁ~~
こんな急坂を毎日通っていたんだぁ~~~
若かったんだなぁ~
ちなみに帰りの下り坂は45km/h以上出ました。
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そこまで走ったのだから、さぞかし長距離を走ったって思うでしょ?
ところが27kmちょっと。
駒沢公園のサイクリングコースを10周して帰ると25km。
たったの2kmしか多く走っていなかったのです。
恐るべし駒沢公園のサイクリングコース。
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午後ですが、今日も駒沢公園のサイクリングコースを周回しました。
ナンか楽なんですね~
10周回った後もかなりの余力が残っていたんですね。
ヤッパり継続は力なりなんですかね。
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7周目に入ったところで、サァ~~~~~っと追い抜く自転車があり。
明らかにロードバイク。
こちらのマウンテンバイク改造では、絶対に追いつける相手ではない。
ところがまたスイッチが入っちゃったんですね。
懲りずにまたペダルに力を込めてしまいましたよ。
実は今日、久しぶりに車体を整備したばかりなんですよ。
主要箇所にオイルを注し、ブレーキの微調整をしたばかりなんです。
流石に速い、こちらが必死に漕いでもアチラは余裕でスイスイ走る。
それでも食らいついていると、相手はピンク色のヘルメット。
短パンにレギンス(?)、ウェアはシャンパンカラー(この表現古い?)。
ひょっとして女性?
後ろから近づいて骨盤の形状を観察する。
「女だ!」
このケツ(失礼)のデカさは間違いなく女だ!
・・・失礼。
付いて行けるんですねぇ~~~
前回の男の時と違って。
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向かい風が避けられて、後に付いて走ると楽だっていうでしょ?
それがホントーか確かめたかったというのも事実です。
でも、ホンネは若い女性のケツ(失礼)を追っかけたいという、本能からなんですよね。
そう、本能。
男の本能。
枯れ果てたジジイなのに、
何処にそんなオスの本性が眠っていたの?
ピッタリ追跡しましたよ。
それも2周。
何処にそんなエネルギーが残っていたの?
・・・・・・
相手はイヤだったでしょうね。
ウェアも、車体も全部新品。
気持ち良く駒沢公園を軽く周回しようと思っていたのに、後ろからピッタリくっついて来るジジイ。
振り切ったと思ったら、まだ付いてくる。
ゴメンね~。
・・・・・・
それでも課題の10周目に達したので、スピードダウン。
彼女はあっという間に視界から遠ざかって行きました。
ここからはクールダウンで最後の1周。
すると、ピンクのヘルメットの女性が芝生の傍にロードバイクを止めて水分補給している。
過ぎ去るとき、間違いなく彼女と目が合った。
・・・・・・
このまま帰るのはちと気が残ったので、もう1周回ることにした。
チンタラ漕ぎながら彼女のいたところまで達すると・・・・・・
ナナナンと、男が隣にいたのである。
それも彼女と同じヘルメットの色違いをかぶり、ピッカピカのロードバイクを傍らに、彼女と親密に話し込んでいるではないか。
ガァ~~ン
多分彼女は彼氏に言っていることだろう、
「さっきねぇ~キモいジジイがピッタリと付いて離れないのよォ~。もう気持ちワルかったってありゃしないワぁ~」