ピンクのヘルメット | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、サイクリングを極めつつありますぜ。

昨日は多摩川まで下り、二子玉の橋を渡り、向ヶ丘遊園の裏にある両親が持っているアパートまで自転車で行きました。

そのアパートは昔、家族が住んでいた土地に両親が建てたものです。

そこにはぼくが小学4年生から高校3年生まで住んでいました。

高校の3年間は自転車で通い続けました。

そこは丘の上にある団地で、多摩川沿いにある高校には急坂をサァ~っと下れば多少遅刻気味でも楽チンで朝は間に合ったのです。

それに反し、帰りは心臓破りの上り坂となります。

3年間、ずっとその坂と格闘しました。

40数年ぶりに、その坂にチャレンジです。

当時はせいぜい5段変速のなんちゃってスポーツ車、今回は21段変速のマウンテンバイク。

キツかったぁ~~

正直キツかったぁ~~

こんな急坂を毎日通っていたんだぁ~~~

若かったんだなぁ~

ちなみに帰りの下り坂は45km/h以上出ました。

・・・・・・

そこまで走ったのだから、さぞかし長距離を走ったって思うでしょ?

ところが27kmちょっと。

駒沢公園のサイクリングコースを10周して帰ると25km。

たったの2kmしか多く走っていなかったのです。

恐るべし駒沢公園のサイクリングコース。

・・・・・・

午後ですが、今日も駒沢公園のサイクリングコースを周回しました。

ナンか楽なんですね~

10周回った後もかなりの余力が残っていたんですね。

ヤッパり継続は力なりなんですかね。

・・・・・・

7周目に入ったところで、サァ~~~~~っと追い抜く自転車があり。

明らかにロードバイク。

こちらのマウンテンバイク改造では、絶対に追いつける相手ではない。

ところがまたスイッチが入っちゃったんですね。

懲りずにまたペダルに力を込めてしまいましたよ。

実は今日、久しぶりに車体を整備したばかりなんですよ。

主要箇所にオイルを注し、ブレーキの微調整をしたばかりなんです。

流石に速い、こちらが必死に漕いでもアチラは余裕でスイスイ走る。

それでも食らいついていると、相手はピンク色のヘルメット。

短パンにレギンス(?)、ウェアはシャンパンカラー(この表現古い?)。

ひょっとして女性?

後ろから近づいて骨盤の形状を観察する。

「女だ!」

このケツ(失礼)のデカさは間違いなく女だ!

・・・失礼。

付いて行けるんですねぇ~~~

前回の男の時と違って。

・・・・・・

向かい風が避けられて、後に付いて走ると楽だっていうでしょ?

それがホントーか確かめたかったというのも事実です。

でも、ホンネは若い女性のケツ(失礼)を追っかけたいという、本能からなんですよね。

そう、本能。

男の本能。

枯れ果てたジジイなのに、

何処にそんなオスの本性が眠っていたの?

ピッタリ追跡しましたよ。

それも2周。

何処にそんなエネルギーが残っていたの?

・・・・・・

相手はイヤだったでしょうね。

ウェアも、車体も全部新品。

気持ち良く駒沢公園を軽く周回しようと思っていたのに、後ろからピッタリくっついて来るジジイ。

振り切ったと思ったら、まだ付いてくる。

ゴメンね~。

・・・・・・

それでも課題の10周目に達したので、スピードダウン。

彼女はあっという間に視界から遠ざかって行きました。

ここからはクールダウンで最後の1周。

すると、ピンクのヘルメットの女性が芝生の傍にロードバイクを止めて水分補給している。

過ぎ去るとき、間違いなく彼女と目が合った。

・・・・・・

このまま帰るのはちと気が残ったので、もう1周回ることにした。

チンタラ漕ぎながら彼女のいたところまで達すると・・・・・・

ナナナンと、男が隣にいたのである。

それも彼女と同じヘルメットの色違いをかぶり、ピッカピカのロードバイクを傍らに、彼女と親密に話し込んでいるではないか。

ガァ~~ン

多分彼女は彼氏に言っていることだろう、

「さっきねぇ~キモいジジイがピッタリと付いて離れないのよォ~。もう気持ちワルかったってありゃしないワぁ~」