・・・・・・っということで、想像していた映画と全く違うでねぇの。
美男美女のテニスプレーヤー同士の甘いラブロマンスかと思っていたら、大違い。
尤も、良いほうに予想が外れたんですけどね。
確かにいい映画である。
ウディ・アレンが監督だと見終わった後に気付いた。
だが、彼の持つテンポがどうしても合わない人が結構多いのではないだろうか。
そう、これは雰囲気を楽しむ映画である。
ジャンルとしてはサスペンスとなるのだろうが、物語は行き当たりばったりである。
運命とは行き当たりばったりだというテーマだから、わざとそう作っている。
CSIを観ている観客なら、犯罪シーンは突っ込みどころ満載である。
この作品は、そういう緻密さには全く無頓着である。
【太陽がいっぱい】に良く似た雰囲気を持っている。
また、ヒチコックの映画にも似ている。
野心家の主人公であるのだが、彼がどんな野心を持っているかが全く描けていない。
そこがポイントだろう?
不満な点はそこに尽きる。
でも、それ以外はとてもいい雰囲気を持った映画である。
観て絶対に損はしません。