お墓のこと。
両親とも高齢なので、そんなことはとうの昔に考えておかなければならないのに、まだ決まっていません。
我が家は先祖代々愛媛県なので、お墓はあちらにあります。
両親は松山にある先祖のお墓に入るつもりのようですが、あまりにも遠いですよね。
順番でいけば、ぼくとカミサンが次に入ることになりますが、お参りをする娘たちのことを思うとやはり東京近郊のほうがいいに決まっています。
カミサンは東京出身なので、絶対にイヤだと反対しています。
特に、カミサンが乳癌になって死を覚悟していた時期、どーすんだどーすんだとせっつかれ、都内のお墓をいくつか見に行ったこともあります。
カミサンからすれば、早く安心したかったのでしょう。
両親に相談すると、自分たちは拘らないからオマエたちの好きなようでいいとの返事。
そこで調べました。
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とりあえずネットで資料をいくつか取り寄せると、来るわ来るわ。
豪華なカタログが速達で郵送され、中には自宅まで直接届けてきた業者もありました。
この業界の競争のスゴさに驚きました。
さらに驚いたのがその値段。
民間が開発した霊園は石材店がほとんど。
高い訳だ。
墓に金をケチるなよ、みっともないと言われているような気がする。
なんかこちらの弱みに付け込まれているようで気分が悪い。
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このあいだNHK を見ていたら、墓石が山積になっているのを取材していました。
真新しい墓石も数多くあります。
なかには、「今日も来てくれてありがとう」なんて彫っているものもあるんですよ。
核家族化、少子化によってどんどん無縁墓が増えて、処分に困っているそうなのです。
実は我が家、無縁墓になることが決定的なのです。
娘二人なので、ぼくの代で絶えるのです。
長引いたとして、娘が独身で通した時。
何百万円もかけて建てた墓石が、野積みになるのが目に見えているのです。
えっ?
ケチだって?
(クローズアップ現代より)
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ぼくの理想とするお墓は、アメリカで見たスタイル。
広い芝生に石のプレートが埋まっている。
手入れも芝刈り機で上からダァ~~っと刈っている。
明るくて気持ちが良く、お参りするほうもピクニック気分で行ける。
嫌いなのが日本式のお墓。
陰気でいけない。
ところが、こういう石に金の掛からない墓地は公営の一部以外はないんですね。
当然、市民しか入れない。
それも、人気が高く毎年抽選ときている。
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次に考えたのが、ロッカー式の室内型。
ドーセ最後は合祀なら、お参りしやすい駅近と考えた訳です。
見学に行きましたけれど、割り切ればこれも案外いいものなんですよ。
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いやだなぁ~と思うのが、最初から合祀するタイプ。
これが一番安い。
ずらっと並んだリストに小さく名前だけ彫る。
なんか、この世に生きた証がこれかよって思っちゃう。
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そして最近流行の樹木葬。
木の周りに掘った小さな穴ぼこにビニールに入れた遺灰を入れて埋める。
そのビニールは自然に腐食して、最後は土に帰るってぇ仕掛けです。
石も要らず、最近は大人気だそうです。
それでも、値段は驚くほど高いんですがね。(>_<)
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途中経過を両親に聞いたら、死んじまったらなんも分かんないんだから、灰を海にでも撒いてくれという。
でもねぇ~~クルーザーを仕立てる費用ってバカにならないし、だいいち船酔いに弱く海上で葬儀なんて耐えられるワケがない。
んんん~~ん、困った。