まだ飽きもせずに大宰を読んでいる。
これは、架空の小説家同士が交わした手紙形式になっている。
もちろん新人作家のほうは大宰自身であり、大作家のほうは井伏鱒二を指している。
いわば、小説における芸術論である。
二人は頑固であると同時に柔軟である。
お互い言いたいことをむき出しにぶつけ合っている。
これが対話という物の本質だろう。
だが、結局はお互いの主張は交わらない。
若い作家は厳しいことを書いているが、大作家に対する甘えも十分に垣間見れる。
大作家のほうは彼の才能を愛している。
師弟、先輩後輩、親子とはこうあるべきであろう。
若者は年長者をいつかは乗り越えねばならない。
そして年長者はそうはさせじと踏ん張るのである。
これは、架空の小説家同士が交わした手紙形式になっている。
もちろん新人作家のほうは大宰自身であり、大作家のほうは井伏鱒二を指している。
いわば、小説における芸術論である。
二人は頑固であると同時に柔軟である。
お互い言いたいことをむき出しにぶつけ合っている。
これが対話という物の本質だろう。
だが、結局はお互いの主張は交わらない。
若い作家は厳しいことを書いているが、大作家に対する甘えも十分に垣間見れる。
大作家のほうは彼の才能を愛している。
師弟、先輩後輩、親子とはこうあるべきであろう。
若者は年長者をいつかは乗り越えねばならない。
そして年長者はそうはさせじと踏ん張るのである。
