・・・・・・っということで、オヤジの入所しているホームに来ている。
ちょっと買い物して戻って来ると、玄関に救急車と消防車が止まっていてビックリした。
ちょうど老女がストレッチャーに載せられ搬出されるところだった。
口には酸素吸入マスクが押し当てられ、なんと隊員が心臓マッサージをしているではないか。
体は干からびて、蝋のような白さというより灰色に近かった。
もう亡くなっていたに違いない。
昼食時に倒れたのだろう。
女性の施設長と、若い女性の介護士が付き添っていたけれど、実に落ち着いた態度で、これが二人にとって初めてではなく何度も経験してきたことだと分かる。
今日が老女にとっての、その日だったのである。
その日は神の決定事項。
かく言うぼくだって、順番は分からない。
・・・・・・
昨日観た映画【フューリー】で印象に残ったセリフ。
故障して動けなくなったタンクの中で、これから300人の敵と戦う前の搭乗員たち5人の会話。
生き残るチャンスは限りなくゼロに近い状況。
シャイア・ラブーフ演じる「バイブル」が言う:
「 そして私は主がおっしゃる言葉を聞いた。“私は誰を遣わせばよいか?そして私たちのために行く者は誰か?”そして私は言った“私がおります。私をお遣わしください。”」
イザヤ記の第6章だそうだ。
5人のうち誰が先に死ぬか、そんな極限状態の中で、この言葉を聞いて死を恐れない気持ちが皆の間に湧いて来たのでした。
こういう時って、宗教はイイよなぁ~
理屈で割り切れないものは、神の言葉を借りれば何か納得した気持ちにさせられるのです。
まさに信ずるものは救われるですね。
名も知らぬ老女の魂が安らかであらんことを・・・