・・・・・・っということで、【Fury】を観てきた。
60歳以上なので、いつでも千円で見られるのに、よりによって今日は千円デー。
ほぼ満員状態。
ネットで事前に席を押さえていたのに、よりによって前の席に座高の高いヤツ。
係員に頼んで、席を替えてもらった。
その結果、前から3列目。
よりによって一つ置いた右隣に始まる前から大いびきをかいているオヤジ。
明日にしておけばよかった。
戦車映画は数々あるけれど、これだけ搭乗員にフォーカスしたのはこの映画が初めてじゃないだろうか?
搭乗員は5人。
戦争映画は戦闘服に顔を汚しているので、誰が誰か判別が付かないのが常だけれど、今回はよく性格分けが出来ていた。
もちろん戦車長のブラッド・ピットの人間像が描かれている。
粗野だけれど、実は信心深く、繊細な性格をしているとなる。
【プライベート・ライアン】のトム・ハンクスの中尉役に重なるが、こちらのほうは軍曹なのでずっと粗野に描かれている。
ノーマン役はやはり【プライベート・ライアン】のアパム伍長役と重なる。
新兵が戦場で揉まれ、兵士として成長するオイシイ役。
シャイア・ラブーフは好きな俳優で期待していたのだけれど、信心深いクリスチャン役で、演技は不完全燃焼かな。
残りの二人がとてもいい演技をしていた。
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さて、出来はどうだろう?
戦闘場面が多く、リアルな臨場感で、圧倒されるのは間違いなし。
特に戦車好きにはたまらない。
なんといってもティガ-戦車の実物が登場したのにはもうウットリ。
M4戦車(シャーマン)はもちろん本物。
映像としては合格といえるだろう。
問題は人間模様の描き方だ。
戦争を通じて、戦車乗り達が歴戦の兵士になる感じが良く出ていた。
表面的にはいがみ合っているように見えるが、実際は深い友情で結ばれていたというのもイイ。
戦争の惨さ、狂気の描き方も過不足がない。
戦争に巻き込まれる一般市民の描き方も良い。
だが、イマイチ最後が盛り上がらないのである。
なんで、戦車一台で300人の敵と一歩も引かずに戦ったのか?
その理由である。
十字路が軍事的にどれほど重要性だったのか。
その任務を果たすためだったのか。
ブラッド・ピットが戦車を叩いて、「ここがオレの家だから」というのはちょっと説得力が欠ける。
ならば、「神」がテーマか?
シャイア・ラブーフがその役割を担当していたのだが、先ほど書いたように不完全燃焼。
映像も良いし、演技もいいのに、なにか盛り上がりが足らないのはちょっと残念。
・・・とはいえ、合格点は十分満たしていて、観て損はしません。(^o^)丿