・・・・・・っということで、題名(原題のKilling Season)もストーリーもぱっとしないけれど、案外拾い物の作品。
特にトラボルタがいい。
セルビアの元兵士に扮しているのだけれど、セルビア訛り(?)の英語がいい。
デ・ニーロもいわずと知れた名優。
だけれども、彼にアクションを求めるのはあまりにも歳をとりすぎている。
この映画をアクションと捉えてはダメ。
二人の名優のセリフを楽しむべき。
ボスニアで繰り広げられた悲惨な殺戮を語るために、アクションを付け加えただけである。
それにしても、老人二人のアクションは酷いな。
同じことの繰り返し。
神の御技(みわざ)と人間の仕業への問いかけも不発だった。
去年バルカン諸国を旅行したけれど、美しい風景には戦争の痕跡が全く見られなかった。
けれども、セリフにあるようにあちこちに血の池が隠れているのだろう。
同じく目には見えないけれど、心の傷も癒えていないのだろう。