・・・・・・っということで、スコットランドの独立騒動で連想すること。
人間の歴史を見てくると、様々な部族、様々な王国が生まれては消えていった。
大きな勢力が小さな部族を飲み込んで、大きな国家を形成し、広大な領土を得たかと思うと、衰退して消滅していくという繰り返し。
国家が存続しつづけることが如何に困難であるか、人間の歴史はそのまま試行錯誤の歴史であった。
国が安定して存続し続けるには軍事力と経済力であることは昔から変わらない。
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近代国家は産業革命をきっかけに始まったといえよう。
資源とともに消費地を求め、近代化に成功した西洋諸国が植民地化政策を進め、アフリカやアジアを餌食にしていったことはご存知のとおり。
例えばタイやフィリピンやインドネシアなんていう国は以前存在していなかった。
小さな部族や王国があっただけだ。
植民地の洗礼を受けたそれらの国々はまとまって大きな国家を形成する方が得だと気づいたのである。
その方が軍事的にも経済的にも有利だからだ。
今ある国というものは皆そうして結合した国が殆どなのである。
ところが、ウクライナ、イスラム国、バルカン諸国、そしてスコットランドである。
まとまって大きな国家を形成したほうが得じゃなかったのか?
軍事的にも経済的にも・・・。
そのメリットを捨ててまで、血の繋がりを優先するのか?
今までの歴史の流れに逆行するこのトレンドの意味することは一体何なのか?
根底には不満があるのだろう。
その主なものは差別や不平等であろう。
だが、それを解決するのが人間の英知であるべきだ。
もう一度国家とはどうして形成されたか、その形成の過程でどれ程のエネルギーを費やしてきたか思い出すべきである。
壊すのは造るより、ずっと簡単なのである。
進化した人間の英知を信じたいものである。