誤解を生じやすい名前 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、ぼくの名前をガイジンは正しく発音してくれない。

そういう人って多いんじゃないだろうか。

いちいち修正するのもメンドーだから、「○○」と呼んでくれってな妥協をするほうが楽だ。

発音が出来ないのは仕方がない面があるけれど、変な意味にとられるのは困る。

有名なのが「カツオ」とうと、イタリアでは恥ずかしい意味になってしまうらしい。

・・・・・・

昔々、ある会社の社長とアメリカに出張したことがある。

彼の名前を早口で言うと、英語では困った意味になってしまう。

初対面のアメリカ人の中には、社長が名前を言うとちょっと変な顔をする人が時々あった。

念のために、ぼくはゆっくりその名前を区切って繰り返すことにしていた。

何故ならその名前は「臆病者」という意味の発音にとても近かったからである。

気心の知れた相手には、小声で「Not coward」と付け加えると、分かったとウインクを返してくれたものだった。

驚いたのは、社長と飲んでいるとき自分の名前は英語の「勇敢な」という意味になるんだと得意そうに語ったときだ。

誰かが気を利かして正反対の意味を教えたのだろう。

・・・・・・

その社長の思い出として、やはり飲んでいるとき、彼が「カルピスは英語では変な意味になるんだぞ」得意そうに語るので、「Cow piss」の小話でしょ?と先に答えてしまったのだ。

知らないフリをしなかったぼくも悪かったのだが、その社長が予想外に気分を害してしまったのには閉口した。

・・・ってな、誤解を生じやすい日本語の話でした。