・・・・・・っということで、今回の旅行について反省してみましょう。
まだまだ終わっていないので、気を緩めちゃいけません。
これについては、とても嫌な思い出があるので、自ら心を引き締めなきゃなりません。
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正直なところ、想定していたより順調でした。
それはひとえにぼくを助けて頂いた親切なトルコ人の皆さん、そしてブルガリア人の皆さんのお陰です。
ホントーに、心の底から有り難うと言いたい。
ぼくの稚拙な英語に、真摯に役立とうとしてくれた全ての皆さんにお礼をいいます。
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この10月でぼくは62歳になります。
こんな歳になってする旅行の仕方じゃないと、イヤというほど自覚していました。
どう考えても、20歳代の若者がするような旅行スタイルです。
でも、どうしてもチャレンジしてみたかったのです。
去年2ヶ月かけて行ったヨーロッパ旅行より、今回の方がずっとハードルが高いと知っていました。
日本の二倍以上の面積の国をバスだけで移動するのですから。
どうしてこの歳になって、こんな馬鹿げた旅行にチャレンジしたのか?
自分自身、分析できていないのが正直なところです。
たぶん、加齢に対するささやかな抵抗だったのかも知れません。
たぶんね。
でもそれだけじゃない色々な要素があったのは確かです。
最後の悪あがき?・・・かもね^m^
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この旅行で得たものはなんだったのか?
あったとして、今頃なんの役に立つのか?
全ては書いていないけれど、「あっちゃぁ~~~これからぼくはどうなっちゃうんだろ~~」ってな状況に何度も陥りました。
今日だって、イスタンブールのどこかでバスから降ろされたけれど、広大なイスタンブールのどこかを把握するために何人の人に地図を見せて、ここは何処なんだと聞いたことか。
いったいそんな精神的に不安なプレッシャーを自らにかける意味があるのか?
この歳になって、どうしてそんな状況に自らを追い込むのか?
そんな体験がなんの役に立つのか?
金が無いわけじゃないのに、なんでもっと優雅な旅行をしないのか?
??????だらけです。
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もし、これから同じようにトルコを一人でケチケチ旅行をしたいと考えている若者がいたら、それこそ山のように旅行のコツを教えてあげられる。
そのノウハウの一つ一つが、ぼく一人の力でものすごく遠回りをして、失敗を重ねて得たものなんですね。
もちろん時間と金、そして自分の体力とリスクをかけて得た本物の情報なんです。
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人生は旅のようだと例えられますよね。
ぼくが今回やった旅は、決して特殊なものじゃないんです。
実は、この世に生きている皆さんの人生もまったく同じようなものじゃないですか?
毎日平凡に暮らしているように思えても、その全ては選択の結果なのです。
人生の折々で、「あっちゃぁ~~~これから私はどうなっちゃうんだろ~~」ってな状況を何度もくぐってきた結果なのです。
そして、沢山の失敗を重ね人生の生きるコツを各自が蓄えてきたのです。
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人生は旅のようだし、そして旅もまた人生のようなものなんです。
助け助けられ、そして邪魔をし邪魔されるのです。(^^♪