「明日ママ」その3 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・っということで、最近のニュースは不快なものが多いけれど、これほど不快なニュースはない。

「明日、ママがいない」というTVドラマのスポンサーが全社CMをやめちゃったんだって。

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もし、これで放送が打ち切りになったら、日本の歴史に汚点を残しますぜ。

これくらい重大事だと認識すべきと、ここで指摘しておきます。

いじめの構造と同じだ。

成熟した社会というものは、多様性を認める社会なんです。

そういう社会こそが人間に自由と活力を与えるのであって、その実現を目指すべきなんです。

いまの日本の社会は、それと正反対の方向に進んでいる。

表現の自由がなくなった社会を想像できないほど、日本人は鈍感になったのだろうか?

戦時中の大政翼賛会の時代に戻りたいのか?

ぼくらは歴史から何を学んだんだ?

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養護施設とか慈善団体は辛い活動だ。

赤ちゃんポストを設置するとき、どれだけの葛藤があったのか、ぼくらは忘れていない。

色んな批判を受けただろう。

だからこそ、悪意を持ったドラマなら抗議する権利がある。

誤解があるなら反論もすべきだろう。

だが、相手が意見を言い終わっていないのに、中止しろとか変更しろと要求するのはルール違反だ。

バッシングする側に回ってはいけない。

慈善から偽善の匂いを嗅ぎ取られるからだ。

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スポンサー各社に聞きたい。

なぜCMをやめたのか、その理由を聞きたい。

これは表現の自由に係わる重大な問題なのだから、各社のスタンスを説明する責任がある。

逃げちゃいけない。

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ってなことを書きながら、一度もドラマを見ていない。(;^ω^A

でも、今回は子供も巻き込んでいることくらいは知っている。

ちゃんとした大人の対応が取れるか、子供たちは見てまっせ。

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あまりにも不愉快なので、こんな時間に書かされる羽目になっちまった。