・・・・・・っということで、最近のニュースは不快なものが多いけれど、これほど不快なニュースはない。
「明日、ママがいない」というTVドラマのスポンサーが全社CMをやめちゃったんだって。
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もし、これで放送が打ち切りになったら、日本の歴史に汚点を残しますぜ。
これくらい重大事だと認識すべきと、ここで指摘しておきます。
いじめの構造と同じだ。
成熟した社会というものは、多様性を認める社会なんです。
そういう社会こそが人間に自由と活力を与えるのであって、その実現を目指すべきなんです。
いまの日本の社会は、それと正反対の方向に進んでいる。
表現の自由がなくなった社会を想像できないほど、日本人は鈍感になったのだろうか?
戦時中の大政翼賛会の時代に戻りたいのか?
ぼくらは歴史から何を学んだんだ?
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養護施設とか慈善団体は辛い活動だ。
赤ちゃんポストを設置するとき、どれだけの葛藤があったのか、ぼくらは忘れていない。
色んな批判を受けただろう。
だからこそ、悪意を持ったドラマなら抗議する権利がある。
誤解があるなら反論もすべきだろう。
だが、相手が意見を言い終わっていないのに、中止しろとか変更しろと要求するのはルール違反だ。
バッシングする側に回ってはいけない。
慈善から偽善の匂いを嗅ぎ取られるからだ。
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スポンサー各社に聞きたい。
なぜCMをやめたのか、その理由を聞きたい。
これは表現の自由に係わる重大な問題なのだから、各社のスタンスを説明する責任がある。
逃げちゃいけない。
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ってなことを書きながら、一度もドラマを見ていない。(;^ω^A
でも、今回は子供も巻き込んでいることくらいは知っている。
ちゃんとした大人の対応が取れるか、子供たちは見てまっせ。
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あまりにも不愉快なので、こんな時間に書かされる羽目になっちまった。