都会に住んでいるとあり得ない。
20分で滝が見られるなんて。
滝のそばには立派なホテルが建っているが、人気(ひとけ)が全くない。
採算分岐点はどこなのだろう?
マア、そんな心配はドォーでもよいことで、谷を下る。
雪の表面が凍っていて、慎重に歩かなければならない。
こんなところで足を滑らし、谷底に落ちても誰も助けに来てくれない。
だって、他に足跡が全然ないんだもの。
そこは凍った世界だった。
滝が発する音が、ここが静寂の世界であることを尚更強調する。
誰も訪れる者がなくても、滝はそこに存在する。
アタリマエか。(;^ω^A
風が細かい水しぶきを運んでくる。
シャッタースピードを変えながら色々試すが、その間滑らないように枝にしっかり捉まっていなければならない。
ただただ寒い。
この滝を訪れるのは今回で2回目だけれど、前回は10年も前で、しかも夏だった。
断然冬の方がイイ。
次に訪れるのはいつなのだろうか。
↓これは清里駅近くの廃墟と化したホテルで見つけたツララ。
本当はもっと長かったのだけれど、ツララってすぐ折れちゃうんですね。(^^ゞ